どうも、hide丸です。
PS5を購入すると、意外と早く出てくるのが「SSDって買ったほうがいいの?」という悩みです。
最近はPS5の日本語専用モデルも発売され、これからPS5を購入する人も増えていると思います。
一方で、PS5の本体ストレージはすべてを自由に使えるわけではなく、
ダウンロード版のソフトを中心に遊ぶ人ほど、容量不足が気になりやすいのも事実です。
- 内蔵SSDと外付けSSDはどっちがいいのか
- そもそも今すぐSSDは必要なのか。
- 容量はどれぐらい必要なのか
hide丸調べれば調べるほど、逆に分からなくなりますよね。
結論から言うと、PS5のSSDは必要になってからの購入でOKです。
多くの人は、最初から無理に増設する必要はありません。
本記事では、SSD増設を検討中の人が抱えがちな疑問について、実際にPS5を使っている視点で分かりやすく解説していきます。
- PS5にSSDが必要な人・不要な人
- 本体容量はどれくらいで足りなくなるのか
- 内蔵SSDと外付けSSDの違い
- どの容量を選べば後悔しないか
- おすすめのSSD
結論:PS5のSSDは必要になってからでOK


最初にお伝えすると、PS5を買った人全員がSSDを増設する必要はありません。
容量が足りなくなってから購入しても、遅くないです。
むしろ「よく分からないからとりあえず買う」のが一番もったいない選択です。
SSDが足りなくなってきたら、遊ばなくなったソフトを削除する(セーブデータは消えない)などの工夫もできるのでいきなり買うというよりは、様子を見てから買うでいいと思います。
本体容量でダウンロードできるタイトル数の目安


必要になってからでOKと言いましたが、
「じゃあ、そもそもPS5本体だけでどれくらいゲームを入れられるの?」と気になる人も多いと思います。
そこで、PS5のモデルごとに
実際に使える容量(実質容量)とダウンロードできるタイトル数の目安を、ざっくりまとめました。
| モデル | デジタル・エディション 日本語専用モデル | デジタル・エディション 多言語モデル | ディスクドライブ搭載 多言語モデル | PS5 Pro 多言語モデル |
|---|---|---|---|---|
| SSDストレージ | 825GB | 1TB | 1TB | 2TB |
| 実質的な容量 | 約660GB前後 | 約850GB前後 | 約850GB前後 | 約1.7TB前後 |
| ダウンロードできる タイトル数(目安) | 6〜10本前後 | 8〜15本前後 | 8〜15本前後 | 15〜30本前後 |
なお、ここでのタイトル数は1本あたり80〜100GB前後の大型タイトルを基準にした目安です。
インディーゲームやPS4タイトルが中心の場合は、この数字よりも多く保存できると考えてOKです。
PS5の表記容量と実際に使える容量に差が出るのは、計算方法の違いやOS・システムデータの影響によるものです。
使用できる容量が少なく見える理由(気になる人だけタップ)
PS5の本体容量が、思っていたより少なく感じるのは、
「表記されている容量」と「本体での計算方法」が違うためです。
SSDの容量は、
- スペック表記:1,000単位(×1000)で計算
- システム表示:1,024単位(×1024)で計算
という違いがあります。
- スペック上の容量
825 × 1000 × 1000 × 1000 = 825GB - システム上での表示容量
825GB ÷(1024³)= 約768GB
さらに、この容量の中から
- OS
- システムデータ
などで約100GB前後があらかじめ確保されます。
その結果、
実際にゲーム保存に使える容量は約660〜670GB前後
というイメージになります。
これは故障や不具合ではなく、
どのストレージでも共通の仕様なので、安心して大丈夫です。



この時点で、保存できるタイトル少ない!もっと保存しておきたい!
と感じた人は購入検討もありだと思います。
PS5のSSD増設が必要な人


実際に、PS5にSSD増設が必要なのはどんな人なのかを解説していきます。
以下に該当する人はSSD増設を検討する価値があります。



それぞれ詳しく解説していきます!
ダウンロード版ソフトをよく買う
ダウンロード版のソフトをよく買う人はソフトを売却することがないので、ダウンロードしたままになりがちです。
結果的に容量不足になることは多いです。



せっかく買ったし、勿体無いから残しておくというのは
僕も結構あります。
消さずにソフトを残しておきたい
ソフトがたくさん本体にあることにロマンを感じる人もいますよね。
「いつでもいろんなゲームで遊べるんだ!」
そういった方も容量不足になりがちなので、SSDの増設を検討する価値は十分にあります。
複数のゲームを同時進行で遊ぶ
複数のゲームを同時進行で遊ぶ人も、容量不足になりやすい傾向があります。
いろいろなゲームを長期的にやり込む場合、どうしても多くのタイトルを本体にダウンロードしたままになります。
特に、フォートナイト・Apex・モンスターハンターワイルズ・eFootball などのシーズン制で長期運用されるタイトルを遊びつつ、他のゲームも並行してプレイする人は、SSD増設が必要になってくる可能性が高いです。
ただし、総じて言えるのは、
遊んでいないソフトを整理するだけで容量に余裕が出る人も多いという点です。
まずは使っていないゲームを削除して対応できるかを確認し、それでも足りないと感じた場合にSSD増設を検討するのがおすすめです。



もちろん、
「容量を気にせず快適にゲームを楽しみたい」という方であれば、
最初からSSDを購入するのも全然アリです。
PS5にSSD増設が不要な人
一方、次のような人はすぐにSSD増設は必要ありません。



不要な人のパートも詳しく解説していくよ!
パッケージ版を購入する
ソフトをパッケージ版で購入する人はSSD増設が不要になる傾向があります。
PS5のソフトはパッケージ版でもダウンロードが必要なので、容量を使います。
しかし、パッケージ版は遊ばなくなったら売却できるので、手元にソフトがなくなると遊べなくなります。
そのため、自然とソフトを削除する習慣がつき、容量不足になりにくいんですよね。
同時に遊ぶゲームは1〜2本と少なめ
同時に遊ぶソフトが1本〜2本程度の人は本体容量で全然やりくりできます。
仕事や子育てで忙しくて、1タイトルをちょっとずつ進めるという人もいますよね。
そういった人にはSSDは基本的には不要です。
ゲームできる時間が増えて、いろんなソフトで遊ぶようになったなど、環境の変化がない限りは様子見でいいです。
定期的にソフトを削除できる
遊ばなくなったソフトを削除するなど、定期的に本体内のデータを整理する人もSSDは不要です。
容量不足と感じてから購入しましょう。
外付けSSDは意味ない?内蔵型がおすすめな理由
次はどのSSDがおすすめかというテーマでお話していきます。
SSDは主に以下の2種類があります。
- 外付けSSD
- 内蔵型SSD
外付けSSDが意味ないとよく言われますが、個人的にも内蔵型の方がおすすめです。
その理由についても詳しく解説しながら、内蔵型がおすすめな理由を解説していきます。
外付けが意味ないと言われる理由
外付けSSDが意味ないと言われる最大の理由はソフトを直接起動できないことです。
どういう事かというと、内蔵型のSSDはPS5の内部に取り付けし、SSD内のソフトを直接起動できます。
外付けSSDはこれができず、あくまでも保存用です。
一度に複数のタイトルをダウンロードしておけるメリットはありますが、プレイするには外付けSSDから本体に移動させる必要があります。
これが外付けSSDが意味がないと言われる理由です。
内蔵型がおすすめな理由
内蔵型のSSDは内部に取り付けておけば、直接起動できるので外付けSSDと比較してかなり快適です。
直接起動できるので、タイムラグもなくストレスフリーでゲームを楽しめます。
個人的にもやはり、どうせ買うなら内蔵型SSDをおすすめします。
PS5で使える内蔵型SSDはM.2SSDと呼ばれる規格です。
SONY公式が公表している詳細な要件は以下のとおりです。
| 項目 | 対応条件 |
|---|---|
| インターフェース | PCI-Express Gen4×4 対応 M.2 NVMe SSD(Key M) |
| ソケットタイプ | Socket 3(Key M) |
| ストレージ容量 | 250GB ~ 8TB |
| 対応サイズ | 2230 / 2242 / 2260 / 2280 / 22110 |
| 放熱機構を含むサイズ | 幅:最大 25mm |
| 長さ:30 / 42 / 60 / 80 / 110mm | |
| 高さ:最大 11.25mm | |
| (基盤から上 8.0mmまで / 下 2.45mmまで) | |
| シーケンシャル読み込み速度 | 5,500MB/秒以上 推奨 |
| ヒートシンク | 有 |



購入する際は放熱構造(ヒートシンク)が組み込まれたM.2SSDを
選びましょう!
以下の公式ライセンス商品は安心して使えるのでおすすめです!
PS5用SSDの容量はどれくらい必要?
実際にPS5用にSSDを買う場合、容量がどれぐらい必要かも重要なポイントです。
ざっくり言うとこんな感じ👇
- 1TB:ライトユーザー向け。数本〜10本前後のゲーム管理なら問題なし。
- 2TB:複数タイトルをガッツリ遊ぶ人向け。ほぼ容量で悩まなくなる。
最近のタイトルは80GB〜100GBのタイトルも少なくないので、容量は大きいに越したことはないです。
とはいえ、価格面も重要なので、以下のとおり保存できるタイトル数と価格相場をまとめました
| 容量 | 保存できるタイトル数(目安) | 相場(目安) |
| 1TB | 8〜12本前後 | 15,000〜20,000円 |
| 2TB | 18〜25本前後 | 25,000〜35,000円 |
| 3TB | 30本前後 | 40,000〜50,000円 |
| 4TB | 40本以上 | 55,000〜70,000円 |



迷ったら、2TBがおすすめです!
価格面でもまだ手の届く範囲で、容量も多いので
安心してダウンロードできます。
M .2SSDはAmazonのセールで安くなることも多いので、気になる方は大型セールの時はチェックしておきましょう!
PS5におすすめのSSD
最後にPS5におすすめのSSDを紹介していきます。
種類も多く、迷う人が多いと思うので安心して使用できるものに厳選しました。
Western Digital WD_Black SN850P
安心の公式ライセンス商品です。
価格は少しお高めですが、安心感のある商品で人気があります。
| ストレージ容量 | 1TB 2TB 4TB 8TB |
| 読み込み速度 | 7300 メガバイト毎秒 |
| ヒートシンク | あり |
| インターフェイス | NVMe M.2 (PCIe Gen 4.0 x 4) |
| メーカー | ウエスタンデジタル(アメリカ) |
Nextorage NEM-PAB
Nextorage(ネクストレージ)はソニーで20年以上のメモリーストレージ開発に携わった技術者やスタッフが、2019年にソニーグループ会社として設立し、後に独立した日本メーカーとして知られています。
安心して使えると人気があります。
| ストレージ容量 | 1TB 2TB 4TB 8TB |
| 読み込み速度 | 7400 メガバイト毎秒 |
| ヒートシンク | あり |
| インターフェイス | NVMe M.2 (PCIe Gen 4.0 x 4) |
| メーカー | Nextorage(日本) |



ちなみにですが、僕もネクストレージのSSDを使用しています。




Hanye(ハニエ)HE 70
ハニエはコスパのいい製品です。
他の製品と比較してもスペック面でも大差なく、リーズナブルな価格帯で入手できるのが魅力です。
| ストレージ容量 | 2TB 4TB |
| 読み込み速度 | 7450 メガバイト毎秒 |
| ヒートシンク | あり |
| インターフェイス | NVMe M.2 (PCIe Gen 4.0 x 4) |
| メーカー | Hanye(中国) |
まとめ
最後に本記事のまとめです。
冒頭でもお話したとおり、PS5のSSDは必要になってからでOKです。
最初から全員がSSDを増設する必要はなく、本体容量でも遊び方次第で十分やりくりできます。
実際、パッケージ版中心の人や、同時に遊ぶタイトルが少ない人であれば、しばらくは本体ストレージだけでも困らないケースもあります。
一方で、ダウンロード版を多く購入する人や、複数の大型タイトルを同時進行で遊ぶ人は、SSDを増設することで管理がかなり楽になります。ただし、その場合でも「容量が足りない」と感じてから購入しても遅くありません。
SSDを追加するなら、外付けよりも内蔵型(M.2 SSD)の方が、データ移動の手間がなく、PS5の快適さをそのまま活かせます。
容量選びに迷った場合は、価格と安心感のバランスが取れた2TBを選んでおくと、容量不足で悩むことはほぼなくなるでしょう。
PS5は、遊び方やライフスタイルによって最適な環境が変わります。今の自分に本当に必要かどうかを基準に、無理のないタイミングでSSDを検討してみてください。
今回の記事はこれで終わりです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは!





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